ゴール設定で大事なこととは?HopeとNeedを明確に考えよう!

 

ブログへの訪問ありがとうございます。

 

HopeとNeedの違いは?

 

 

あなたはこの問いに対してどう答えますか?

 

 

問診において患者さんのHopeを聞いていくと思いますが、Hope(Demandでも可)とNeedの違いはわかりますか?

 

私たちはゴールを設定していかなければなりません。そのためにHopeとNeedは大事な要素になります。

 

 

HopeとNeedをけっこう混同してしまっている人もいるので、この機会に要チェック!

HopeとNeedとは?

言葉の整理をしていきましょう。

 

 

Hopeは患者さん自身の希望も含めどうなりたいと思っているのか

 

これは結構抽象的なことも含むため、一言で表すのは難しいものです。ですので、言語化できなくても良しとします。

 

 

NeedはHopeを達成するために必要なこと。これはセラピスト自身が考えて(想像して)いくことになります。

 

 

セラピストの仕事は、患者さんのHopeと予後予測を基にNeedを導き出し、そのNeedを獲得するための介入を行っていきます。

 

Hopeを考えるには?

実例を用いて説明していきます。

 

 

ざっくりですが・・・

大腿骨頸部骨折術後2日目の女性の患者さんをあなたが担当することになりました。

 

 

一通り自己紹介などを済ませ、あなたは患者さんのHopeを聞きました。

 

 

患者さんは・・・

 

 

「早く家に帰りたい!」「歩けるようになりたい!」という言葉が返ってきます。

 

私の経験からでも多くの患者さんが言う言葉です。明確に「3ヶ月後に〇〇したい!」なんて目標をもっている人は少ないと思います。

 

 

では、ここからあなたはどう考えますか?

 

 

 

患者さんの言葉をそのままとらえて、HopeとNeedを設定すると・・・

こんな感じ。

 

 

心当たりないですか?学生さんのレポートを見てるとこんな感じで書いてきます。しかし、これではまだ不十分です。


Hopeを聞く際は上記の視点が大事になります!

 

 

つまり、言葉の裏(行間)を読みながら、真のHopeは何なのか?を考えないといけません。

先ほどの症例さんを考えると、「歩けるようになりたい」という言葉の裏には上記のような思いが込められているかもしれません。

 

 

当然患者さん自身の無意識の部分です。私たちセラピストは、この無意識の部分(言葉の行間)を読み本質を見極めていく必要があります。

 

Needを考えるには?

HopeがわかったらNeedを設定していきます。

 

 

ここは私たちセラピストが予後予測を基に考えていきます。

 

 

先ほどから例えとして挙げている大腿骨頸部骨折の女性でいくと、Hopeからの言葉の行間から下記のようなことが考えられたとします。

あなたならどのようなNeedを設定していきますか?

 

 

 

ここでのキーワードとしては家事買い物歩くということになります。

 

 

「歩く」に関してですが、これは手段であり目的ではありません。ヒトは〇〇するために歩く、〇〇したいから歩くといったように何かの目的のために歩きます。

 

 

 

今までのことをもとに、HopeとNeedを考えると

これでは不十分なのはもうお分かりでしょう?↑

 

これは↓

最初のNeedよりも具体性が出ましたね。具体性が出ることで、評価や治療アプローチも明確にすることができますし、数値があることで目標の修正や達成の有無を確認することもできます。

 

 

もちろん問診だけでは不十分な部分もありますが、患者さんの想いや今後の生活について問診をとおして考えていきましょう。

 

まとめ

HopeとNeedはリハビリテーションを行っていく上で非常に大事な部分ですので、普段の臨床場面でも意識して考えていきましょう。

 

 

Hopeは患者さん自身の希望も含めどうなりたいと思っているのか

NeedはHopeを達成するために必要なこと。これはセラピスト自身が考えて(想像して)いくことになります。

 

 

上記の内容を含めた→問診noteはこちらをクリック

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

大川雅史

当ブログへお越しいただきありがとうございます。総合病院勤務の理学療法士。「健康で元気な生活をサポートする」がモットー。一般の方、セラピスト向けに理学療法士としての知識を中心にアウトプットしていきます。