知っていますか?Joint by joint theoryについて解説

 

ブログへの訪問ありがとうございます。

 

 

あなたは

「Joint by joint theory」

をご存じですか?

 

 

この考えは、関節の役割を知り評価・アプローチへ生かしていくのに非常に大事な考え方です。

 

 

私自身もこの考えを基にして日々の臨床に取り組んでいます。

 

 

ポイントは

動きの中で各関節それぞれの可動性と安定性を考える!です。

 

 

それでは「Joint by joint theory」について詳しく書いていきます。

 

Joint by joint theoryとは?

まずJoint by joint theoryですが

理学療法士のGray cookが提唱している考え方。

関節には「可動性(Mobility)」と「安定性(stability)」という役割があり、それぞれの関節に交互に主要な役割として存在する。

問題が見られる部分のみをアプローチするのではなく、問題のある部分の上下の関節の役割を十分に発揮できているか評価していきます。

 

 

簡単に例をあげると・・・

 

 

膝が痛い人に対し、膝だけでなく上下の関節(股・足関節)の影響がないかも評価・アプローチをしていくってことですね。

 

それぞれの関節の役割とは?

この理論から、それぞれの関節の役割を下図にまとめます。

 

 

いかがでしょう?

 

 

なるべくシンプルに書くと

 

 

それぞれの関節が可動性と安定性の中で、苦手な動きをすれば関節は壊れるまたは代償を引き起こしてきます。

 

 

このことを理解しましょう。

 

 

ただこの役割というのは、あくまでも「動きの中で」考えていくことがポイントになります。

 

 

どういうことかというと、可動性のある関節(肩や股関節etc)は安定性が必要ないのかというとそうではありません。また逆も然りです。

 

 

たとえば肩関節。

 

 

臼蓋と骨頭の大きさの関係によって関節窩は狭く、上腕骨頭の1/3しかありません。

 

 

そのため、それを補うように肩甲骨が自由に動き、関節唇や関節包、インナーマッスルが存在しています。

 

 

このように、肩関節は動き的には可動性を求められる関節ですが、軟部組織や筋肉による安定性があることで、肩としての機能が発揮できるのです(さらにいうと、その上下にある頸椎や肩甲胸郭関節の安定性も必要)。

 

 

隣接する関節同士がそれぞれの役割を持ちながら協同して力を発揮することが大事になります。

 

臨床での考え方について

「動きの中」での関節の役割を考えてきましたが、臨床ではどのように考えていけばいいのでしょうか?

 

 

例えば腰痛で考えてみましょう。

 

 

色々な原因はありますが、原因の1つとして胸郭や股関節の可動性低下があります。

 

 

Joint by joint theoryの考え方でいくと

 

 

胸郭・股関節は可動性を、腰椎は安定性をそれぞれ求められる場所となっています↓。

 

しかし胸郭や股関節が何らかの原因で制限がみられると、代償として安定性が求められる腰椎が可動性を求められてしまうため、不安定性につながり腰痛を引き起こしてしまいます。

こちらの記事でも書いています↓

野球やゴルフでの腰痛必見!ひねりは胸椎からがポイント

2018-01-27

 

 

このように、動きの中でそれぞれの関節が可動性と安定性の中で苦手な動きをすれば、先ほどのように関節は壊れるまたは代償を引き起こしてきます。

 

まとめ

今回は「Joint by joint theory」について書いていきました。

 

 

ポイントは

動きの中で各関節それぞれの可動性と安定性を考える!です。

 

 

評価やトレーニングでは、動きにおいて各関節のつながりを考え、関節の安定性と可動性の適した役割とバランスを促していくことが大切になってきます。

 

 

今回の内容が臨床の参考になれば幸いです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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