学校では教えない!MMTを臨床で応用する2つのポイント

 

ブログへの訪問ありがとうございます。

 

 

臨床でもよく用いる評価の1つMMT。

 

 

学生時代には検査肢位など一生懸命覚えましたよね。臨床実習でもMMTを使って筋力評価を行う場面も少なくないでしょう。

 

 

そんなMMTですがどんなことに気をつけていますか?

 

ルーティン化してしまっているMMTについて今一度ポイントを確認していきましょう。

 

 

また学生さんは、学校と臨床でのMMTの違いやポイントについて参考にして下さい!

 

MMTの特徴

まずは学校でも習うMMTの特徴についてです。

 

  • 道具を必要とせず、徒手にて検査が行える。
  • 量的評価である。
  • 肢位や運動方向によって個別の筋力を評価できる。
  • 状態に応じて検査肢位を選択できる。

 

こういった感じでしょう。

 

 

客観的ではありますが、患者様の筋力の回復具合や治療前後の効果判定をみていく場面などで使用していきます。

 

 

もちろんこれだけでも悪くない!

 

 

しかし、もっと応用していくことでMMTから得られる情報は多くなります。

 

MMTで気をつけることは?

MMTで気をつけること。

 

ポイントは2つ!

 

 

1つ目は検査肢位をとれているか。

 

そもそもの話しですね。

 

 

股関節外転筋力を例にしてみましょう。

 

 

外転筋力を評価する際に側臥位になります。この側臥位の姿勢がとれているか評価しないといけません。

 

頭部や胸郭の位置、骨盤のアライメント、下肢の位置など。筋力を評価する前段階を評価していきましょう。

 

 

代償動作を使うことで筋出力に変化がでてしまいますので注意しましょう。

 

 

検査肢位のそれぞれの特徴についてはこちらをチェック↓

とりあえず寝かせていませんか?治療肢位の選択について考える

2018.08.04

 

 

2つ目は、意外に多いですが力を入れる瞬間に息んでしまう方がいます。

 

 

特に高齢者や血圧の高い方に関しては、血圧の急激な上昇の可能性も考えられますので最低限のリスク管理として注意してみていかなければなりません。

 

MMTの臨床応用について

MMTの臨床応用についてです。

 

 

ポイントとして筋力の質的評価をします!

 

 

冒頭でMMTは量的評価であると書きました。学生さんがMMTをする際は数値だけに捉われ、上記の視点までみれていない印象です。

 

 

臨床ではそれに加えて質的評価をしていきましょう。

 

 

学校で習うのはブレイクテストと呼ばれる方法がほとんどです。

*ブレイクテスト:筋肉を等尺性に収縮させた状態で徒手抵抗を加える方法。

 

 

しかし、臨床では動作時に必要な筋収縮形態や筋の長さを評価することが必要です。

 

 

なぜか?

 

 

臨床でもみられますが、MMT5あるのに歩行時の代償動作(トレンデレンブルグetc)がみられるというパターン。

 

この原因として、立脚期のどの時期にどんな収縮形態や筋の長さが必要かまで評価してアプローチできていないことが考えられます。

 

 

筋肉の長さによって出力も変わってくるため、伸展位での筋出力を評価したいのか短縮位での筋出力を評価したいのか、加えてそのときの求心性収縮または遠心性収縮などでのコントロールが可能かを評価していかなければなりません。

 

 

他には、筋出力のタイミングも大事になってきます。

 

 

筋出力のタイミングとは、すなわち自分で筋出力したいタイミングをコントロールできること。

 

こちらの抵抗をかける合図で筋の出力ができているかを評価します。

 

 

筋出力がコントロールできている人では合図と同時にコントロールすることができますが、コントロールできない人は合図に遅れてコントロールまたはコントロールできないパターンが多いです。

 

 

このように筋の出力をタイミングよくコントロールできるように評価ーアプローチをしていきます。

その効果判定を行うツールとしてMMTを利用します。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

 

MMT1つとっても色々な応用ができます。

MMTを有効活用することで、自分の評価・アプローチの幅を広げることができるでしょう。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

大川雅史

当ブログへお越しいただきありがとうございます。総合病院勤務の理学療法士。「健康で元気な生活をサポートする」がモットー。一般の方、セラピスト向けに理学療法士としての知識を中心にアウトプットしていきます。