リハビリテーションの本質とは?

 

ブログへの訪問ありがとうございます。

 

 

リハビリテーションとは?

 

 

 

 

あなたはこの問いに対してどう答えますか?または考えますか?

 

 

今回はリハビリテーションの本質について考えていきましょう。

リハビリテーションとは?

今更ですが・・・・

 

そもそもリハビリテーションとは何でしょうか?

 

 

リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+habilis(適した)、すなわち「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」といわれています。

 

 

ここでのポイントとして

 

 

本来あるべき状態」とはどういうことなのか?

 

 

本来あるべき状態とは、身体機能だけではなくその人の人生も含みます。

 

 

 

WHO(世界保健機関)による定義では

リハビリテーションは、能力低下やその状態を改善し、障害者の社会的統合を達成するためのあらゆる手段を含んでいる。リハビリテーションは障害者が環境に適応するための訓練を行うばかりでなく、障害者の社会的統合を促す全体として環境や社会に手を加えることを目的とする。

とあります。

 

 

つまり、環境に適応するための訓練=身体機能の回復のためだけではないですよ!ということです。

 

 

 

 

さすがWHO!!良いこと言っています。

 

 

初めて学生の頃にこれを習ったときはそういうものかと思ったのですが、臨床に出て改めてこの文章を読むと納得してしまいます。

 

 

つまり

  • リハビリテーション=身体機能の回復だけではない
  • その人がその人らしく地域を含む社会で生活を続けることができる。

 

 

 

このために私たちは理学療法という手段を用いて介入していくことになります。

 

真のリハビリテーションとは?

日本では 身体機能の回復=リハビリという構図が蔓延しています。

 

 

特に介護保険領域で働いていたときにこのことを強く感じました。

 

 

 

では真のリハビリテーションとは何でしょうか?

人生は年齢を重ねていくにしたがって、紆余曲折はあるものの幸福度(QOL)が右肩上がりになっていくのが理想形です。

 

リハビリテーションは、上図のようにある日突然脳梗塞や骨折をしてしまった方に対して、患者様が元々歩んでいく予定だった人生の時間軸に戻していく作業のことをいいます。

 

 

 

しかし、上図のように全員が元の時間軸に戻れれば誰も苦労はしません。

 

 

下図のように、やはり疾患などにより少なからず障害が残存してしまい、元の人生の時間軸に戻れない方もいます。

今の人生の時間軸と元の人生の時間軸とのギャップをどう埋めるか?

 

 

これが大事だし、我々がセラピストとして考えていかないといけません!

 

 

ギャップを埋めるためには、本人だけでなく家族やその他の方の協力も必要になることがあるでしょう。

 

 

セラピストは他職種と連携しながらギャップを埋めるための方法を様々な観点から検討していかなければなりません。

 

 

 

そのような視点を持ち合わせながらゴール設定に結び付けていかなければなりませんが、その辺りは後日書いていきます。

 

 

 

ここまで読んでいただいて、機能の回復=リハビリ だけではない!ということがお分かりかと思います。

 

 

だからといって、機能回復を蔑ろにしてもいいよ!という訳ではありません。

 

 

機能回復を目指した練習は絶対的に必要なのは重々承知しています。

 

 

そこも踏まえて

 

 

真のリハビリテーションとは全人間的復権自己決定権を最後まで持つまたは持てるように援助していくことだと考えます。

理学療法は、リハビリテーションのための1つの手段にすぎません。

 

 

誰にでもその人が最も幸せになれる人生の目標というものがある。

それをはっきりと設定して、専門職と患者・被介護者本人と家族が力を合わせてそれを実現するのが

本当のリハビリテーションであり、本当の介護だ。

~大川弥生(2000)~

 

まとめ

リハビリテーションの本質とは

 

自己決定権を最後まで持つまたは持てるように様々な手段を用いて援助していく。

 

そのために

  • 機能の回復=リハビリ だけではない
  • その人がその人らしく地域を含む社会で生活できるように、理学療法という手段を用いて援助する

 

 

こういった視点を常に持っていたいですね。

 

 

 

 

あなたにとってリハビリテーションとは何ですか?

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

大川雅史

当ブログへお越しいただきありがとうございます。総合病院勤務の理学療法士。「健康で元気な生活をサポートする」がモットー。一般の方、セラピスト向けに理学療法士としての知識を中心にアウトプットしていきます。