「教える」とは何か?新人・学生指導から考える

 

ブログへの訪問ありがとうございます。

 

 

新年度となりあなたの職場にも新入社員が入社してきたことでしょう。

 

また、ぼちぼち実習生もやってくる病院もあるでしょう。

 

 

 

このブログを読んでくれている方の中には、今年から新人のプリセプターや実習生のバイザーを務めることになったという人もいるのではないでしょうか?

 

 

 

ここで悩むことの1つとして、新人さんや実習生に対して

  • どういうふうに教えれ(指導)ばいいの?
  • どういうふうに自分の伝えたいことを伝えればいいの?
  • どういうふうに成長を促しながら褒めればいいの?

 

こんな悩みありませんか?

 

 

 

 

そこで、今回からシリーズで教える技術について行動科学の視点から書いていきます。

まずは教えるということを中心に考えていきたいと思います。

教えるとは?

この問いにあなたはどう答えますか?

 

 

 

 

具体的には答えられませんよね。

 

 

 

なぜか?

 

 

 

私たちは教え方を知りません。当然学校では習ってませんもんね。

 

 

日本では従来より「仕事は細かく教えてもらうものではなく、盗んで覚えるものだ!」という考え方があります。

 

 

 

おそらくあなたも実習生や新人の時に、簡単に内容だけ説明されて後はよろしく!みたいな抽象的な説明をされた経験があるかもしれません。

 

 

実際、私もやっていた経験があります。具体的な教え方が分からなかったというのもあるでしょう。

 

 

 

 

“上司や先輩からの仕事の内容を細かく、適切に教えてもらう”という経験をしていなければ、後輩に対しても同じような指導しか出来ないのが当たり前です。

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが、教えるとは?

 

 

 

  1. (今やっていることが良ければ)行動を促進させる。
  2. (間違ったことをしていれば)行動を修正する。

 

この2つになります。

 

 

 

つまり相手の望ましい行動を引き出すことになります。

 

 

「行動」に着目し、その行動が良ければ褒め、悪ければどう行動すれば良いかを自ら見せたり、具体的な行動の仕方を提示します。

そして1つ1つ段階付けを行いながらステップアップしていきます。

 

 

例えば

 

新人が患者様(車椅子レベル)の部屋からリハ室へ誘導するときの行動をピックアップしてみます。

 

 

居室に入ったとき

  • ノックをして挨拶ができる
  • 今日の体調や状態の確認(夜間の状態も含めて)ができる
  • 会話をする際は患者様目線で腰を下ろしているか

など

 

車椅子へ移乗するとき

  • 皮膚剥離をしないようにリスク管理ができるか
  • 車椅子のリスク管理ができるか(ブレーキやフットレスト)
  • 患者様の能力に応じた声掛けが行えているか

など

 

居室~リハ室へ

  • 患者様とラポール形成を図るために、何気ない会話ができているか
  • すれ違う方に挨拶が出来ているか

など

 

 

 

といったように、具体的に結果ではなく「行動」に着目して評価していきます。

 

 

フィードバックする際には1つ1つの行動をチェックして改善すべきところを伝え、それが実践していけるよう指導していきます。

 

 

 

行動に着目するメリットとして

 

  • 指導される側の性格や気分に対し指導しない。
  • 性格や国籍問わず誰にでも使用することができる。

 

 

ことがあるのではないかと思います。

 

 

相手に対する敬意を常に忘れずに、そのうえでそれぞれの「行動」に焦点を当てた指導や育成を行うことで、ストレスを感じたりイライラしたりすることなく、スムーズに仕事を教えられるのではないでしょうか。

まとめ

  • 教える=相手の望ましい行動を引き出す。
  • 結果ではなく「行動」に着目する。

 

 

 

私も新人や学生指導を行う際にアバウトなことばかり教えてきていました。

 

 

 

それぞれの人たちの個性や考えをなるべく尊重し、自分の考えを押し付けすぎないように意識していました。半面、教え方について習ったこともなかったので自信がなかった面もありました。

 

 

このように、自分なりの教え方を整理すると今後の指導のやり方が変わるかと思います。

 

 

 

 

あなたも「行動」に着目して指導をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

今回参考にした書籍はこちら↓

興味のある方は是非!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

大川雅史

当ブログへお越しいただきありがとうございます。総合病院勤務の理学療法士。「健康で元気な生活をサポートする」がモットー。一般の方、セラピスト向けに理学療法士としての知識を中心にアウトプットしていきます。